東アジアカップへのメンバー入りで久しぶりのなでしこジャパンになる猶本選手ですが、今回の招集により代表定着となるのでしょうか?
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猶本光ってどんな選手?
猶本選手は浦和レッズレディースに所属しているミッドフィールダーでして本職はボランチの選手です。
一躍有名になったのは2011年の女子ワールドカップで優勝し、なでしこフィーバーが起きたあとのヤングなでしこフィーバーでしょう。
猶本選手をはじめとするルックスが優れた選手が多く、それにより話題になった感はありましたがルックスだけでなくサッカー選手として能力が高いことを見せつけた大会でした。
試合の後の涙のインタビューが印象に残っていますね。
AFC U-19女子選手権ではキャプテンも務めた負けず嫌いでとても気持ちが強い選手です。
2014年に行われた女子アジアカップにてフル代表デビュー。
ニュージーランド戦では終了間際での途中投入でしたが、ヨルダン戦ではスタメン出場。
順調にサッカー選手としての階段を上っているように見えましたが…。
攻守にバランスの取れたボランチだっただけに、積極的にミドルシュートを打ちますが精度を欠き枠に飛ばず。
佐々木紀夫監督から「もう打つな」と言われたほどの酷さでしたが、何があったのかと思うくらいに不調でしたね。
それからはプレーに迷いが見え、本来の良さが全くといっていいほど出ていない状態でした。
その後慣れないサイドバックでのプレーもあり、復調の兆しは見えぬまま怪我で出番を失ってしまい代表に縁がない状態が続きましたね。
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ですが、所属の浦和で復活し活躍を続けることにより2014年のベストイレブンに選出。
個人的にはかなり期待していただけにようやくフル代表に戻ってきたという印象が強いです。
広い視野と長短の正確なパスが持ち味の選手ですが、見た目によらず泥臭い守備も行える万能型のボランチですね。
澤選手の後継者だとか、宮間選手の後継者だとかの意見が以前からありますが気にすることなく自分のプレースタイルで挑んでほしいと思います。
東アジアカップに関して
今回の東アジアカップではワールドカップの時の主力選手はほとんど呼ばれていないですので、若手の発掘や新しい選手の活躍を佐々木監督は期待しているのではないかと思います。
事実、佐々木監督のコメントの中に今回のメンバーの中から3分の1程度リオオリンピックのメンバーとして連れていきたいという言葉がありました。
現在のなでしこジャパンのボランチには宮間選手や阪口選手がいますので、そこからポジションを奪うのはかなり難しくなってくると思いますがポテンシャルは高い選手だと思いますので、個人的にはかなり期待しています。
なんとなく猶本選手のようなプレースタイルの選手が好きですので、かなりひいき目な感想になってしまっていますが今後のなでしこの主力として活躍してほしいです。
まずは今回の東アジアカップで結果をだし、リオオリンピックへ向けたメンバーに生き残ってもらいたいですね。
ルックスでの話題が先行していますが、そういった声を黙らせるような活躍をしてサッカー選手としての評価で話題になってほしいです。
頑張れ猶本選手!
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