ご冥福をお祈り致します。
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黒木奈々ってどんな人?
黒木奈々さんは鹿児島県出身のフリーアナウンサーです。
1982年11月12日生まれで、2015年9月19日に32歳の若さで亡くなりました。
小学生時代からアナウンサーを目指していたそうで、女性アナウンサーを多く輩出しているという理由から上智大学外国語学部フランス語学科に進んでいます。
大学入学直後から、フジテレビのアナウンススクールに通い始めたそうですね。
アナウンサー採用試験のために1年留年して臨んだものの、在京キー局・地方局すべて落ち報道記者枠で2006年4月に毎日放送(MBS)へ入社しています。
入社後は報道局ニュースセンター所属の報道記者として活動していたものの、2007年2月に同局を退社しています。
2007年4月よりクリエイティブ・メディア・エージェンシー(現在のキャスト・プラス)に移籍すると同時に、TBSニュースバードのニュースキャスターになりましたね。
2010年3月にCMAを退社し同年8月にセント・フォースに移籍していますが、ニュースバードには2011年3月まで出演していました。
2011年4月からは「ワールドWaveトゥナイト」(NHK BS1)アシスタントとしてニュース、天気予報などを担当していますね。
2014年3月31日に「国際報道2014」のメインキャスターに就任しています。
死因はスキルス胃がん?
黒木奈々さんは2014年7月27日に急性胃潰瘍で、レストランで倒れ緊急入院しています。
その時は早めの夏休みの名目で、8月18日に復帰していますが検査の結果悪性細胞が見つかり以降休養されています。
そして9月10日に胃がんを患っていることを公表しています。
その後9月19日に手術を行い、2014年10月5日に退院されています。
その際、関係者から胃癌手術は成功し転移もないと発表されています。
しかしながら、手術の時点でステージIIIの段階だったそうで、今後5年間に60~70パーセントの確率で再発する可能性があるとの説明があったそうです。
10月の退院後も1年間の予定で抗がん剤治療を継続していたそうです。
2015年1月4日にはNHK総合テレビの「国際報道2015」の特別版で、1日限定ではあるものの報道現場への復帰を果たしましたね。
そして早ければ2015年4月の本格復帰を目指して、治療に専念することを表明しています。
2015年3月30日より治療を継続しつつ、NHK BS1の「国際報道2015」で毎週月曜日に限定する形でキャスターに復帰しています。
しかし8月31日の放送分で、再休養することが発表されました。
そしてそのまま復帰することなく9月19日に亡くなっています。
原因はスキルス胃がんと言われていますね。
どうも若い女性にはスキルス胃がんが多いそうです。
スキルス胃がんというのは、胃がんの中でも進行が速くなおかつ発見されにくく転移しやすいものだそうです。
非常に危険な癌と言われていますね。
30~40代の女性に多く、胃がんの中では10%程度を占めるそうです。
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普通の胃がんとスキルス胃がんは何が違う?
スキルス性胃がんというのは、胃の粘膜層で発病するところまでは胃がんと同じなんだそうです。
しかし胃の粘膜層を浸食していく胃がんと違い、胃壁の内側の部分を浸潤していくのがスキルス胃がんなんだそうです。
このような進行の仕方をするために、胃壁の表面にはほとんど変化が出ないという事になるようです。
そのため検査を受けたとしても発見をする事は大変難しく、早期発見をする事がなかなか出来ない事が多いそうです。
実際に黒木奈々さんの場合も手術の際には既にステージⅢでした。
そして他の胃がんよりも発病してからの胃の収縮までの時間が短いという特徴があるそうです。
なので、前回の検査の時に比べると大幅に進行していることが多く危険な癌と言われています。
まとめ
黒木奈々さんは2014年7月27日に急性胃潰瘍で入院しています。
そして精密検査により胃がんがみつかり手術を行っています。
手術には成功し現場に復帰したものの、体調を崩し再休養となります。
再発とは書かれていませんが、再発の可能性が考えられますね。
そして9月19日に32歳の若さで亡くなっています。
胃がんとしか公表されていませんが、その進行の速さと年齢からスキルス胃がんではないかと言われています。
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